高齢者サポート
長寿国家日本では多くの高齢者の方が暮らしておられます。しかしながら高齢者の消費者被害もなかなかなくなりません。一人暮らしも含め、高齢者のみの世帯も増加しており、親切そうに近づいて、高齢者を食い物にする悪徳業者はなかなか跡を絶ちません このような中で,不安を感じておられる方も多いと思います。認知症になって、判断能力が低下したらどうしたらいいのか?悪い人に騙されはしないだろうか?自分の財産をどう管理して行くか?財産を将来誰に残せばいいのか?等,様々な悩みお抱えだと思います。 当事務所では,弁護士は、行政や福祉関係者とも連携し、高齢者サポートサービスを用意しております。
高齢者等のためのホームロイヤー
高齢者等のためのホームロイヤーとは,主に高齢者や障がい者の方が感じている将来の生活や財産管理等に関する不安を解消するために,法律相談や財産管理などを通じて継続的な支援を行う弁護士のことをいいます。 当事務所では,希望に応じて,⑴見守り契約,⑵財産管理契約,⑶任意後見契約,の3つのメニューを用意しています。
見守り契約
見守り契約では,①1か月または2か月に1回の安否確認,②1か月または2か月あたり概ね1時間程度の法律相談,③入院など緊急時の医療機関への支払い代行,などのサービスが受けられ,費用は,月額1万円(1か月1回の安否確認+1か月あたり1時間程度の法律相談),または月額5千円(2か月1回の安否確認+2か月あたり1時間程度の法律相談)になります。なお,出張の場合は別途,日当,交通費等がかかります。
財産管理契約
財産管理契約では,見守り契約のサービスに加えて,依頼者の方の印鑑や預金通帳,金融機関カードなどをホームロイヤーがお預かりし,預金や年金の管理,各種支払いなどの財産管理を依頼者の方に代わって行います。 費用は,管理する財産の種類や額等によりますが,おおむね月額2万円~10万円程度になります。また,オプションとして,依頼者の方が亡くなられた後の葬儀などの死後事務を頼むこともできます。
任意後見契約
任意後見契約は,将来,依頼者の方の判断能力が不十分になった場合に,予め指定したホームロイヤー(弁護士)に任意後見人として財産管理を行ってもらう契約になります。見守り契約,財産管理契約と合わせて利用することもできます。 任意後見人に支払う費用は,財産管理契約と概ね同じになりますが,別途,家庭裁判所の選任する後見監督人の報酬が発生することになります。 任意後見契約は,あなたの意思を反映させて、自分の将来に備えることが可能です。お元気なうちに信頼できる方と任意後見契約をしておくことをお薦めします。